今日のシネマ・・・フリーダム・ライターズ２００７年 アメリカ映画
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全米のベストセラーを映画化したものですが実話だそうです。
ロス郊外の高校に ある女性新米教師 エリンが赴任してくる。
が、そこは人種間でいがみ合う荒廃した学校だった。
教師達は、勉強が出来る子だけに焦点を当て、ほかの生徒は見捨てられた状態。
それをなんとかしようと奔走するエリン。
最初はエリンをバカにして寄り付かなかった生徒たちも 彼女の努力によって少しずつ歩み寄るようになる。
しかし学校をあてにできない彼女は パートで生徒達に与える教材資金を稼がなければならず、その皺寄せは夫に・・・・。
彼女が生徒たちのために頑張れば頑張るほど、家庭に溝ができてしまう。
その辺の葛藤が見ていてとても辛かった。
だんな様の気持ちもわかるからね。
私事ですが 二男がお世話になった小学校の先生も よくこぼしていました。
我が子の学校行事には一度も出たことがないと・・・。
他人様の子にそれだけ情熱かけるなら もうちょっと我が子にも・・って思う周囲との間でいつも葛藤されてたと思います。
今更ですが本当にお世話になりました・・・。
映画の話に戻りましょ。
頑張る女性教師エリンに ヒラリー・スワンク 。
彼女から離れていく夫に パトリック・デンプシー。
エリンみたいな先生ばかりなら 荒れた学校なんてなくなるのかもしれないけれど 現実はそう甘いものじゃない。
何かを全て犠牲にしなければ いい学校が作れないなんて それじゃ本当の教育じゃないんだけどね。
教育現場に席を置く方々がこの映画を見たら どんな感想を持つのかな。
それを聞くのが怖い気もする。
