音符今日のシネマ音符・・・パーフェクトワールド

1983年 アメリカ映画

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今年初めて泣いちゃった映画。

63年テキサスを舞台に、犯罪者と幼い少年の心の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
刑務所を脱走したブッチと相棒は、フィリップという八歳の少年を人質にとって逃避行をつづけていた。
だが相棒が少年をレイプしようとしたとたん、ブッチは相棒を射殺してしまう。
それ以来フィリップは、死んだ父の姿をブッチに重ねて見るのだった……。(TSUTAYAより)


ケビン・コスナー 演じる脱獄犯ブッチと少年が 一緒に逃亡生活を続けるうちに 境遇の共通点から次第に心打ち解け合っていくって話。

最初はブッチを怖がっていた少年だけど 時間と様々な出来事が二人の間にちょっとずつ絆を作っていく。

でも後半、ある場面に遭遇した少年はブッチを・・・・・

はい、ここまで。(笑)

この少年の家は 『エホバの証人』 に属しているらしく、クリスマスもハロウィンもやったことがない。

普通なら皆が楽しむ行事に参加できないことを 少年はちょっと不満に思ってるわけ。

直接映画の感想と関係ないんだけど、実は以前住んでいた家の近くに やはりエホバの人がいて、特異な思想に驚いたことがあった。

宗教は自由だからとやかくいうことはしないけど その家に生まれた子は否が応でも従わなくちゃいけなくて可哀相だな、って この映画を見て思い出しちゃった。

最後は悲しい結末だけど タイトルの 「パーフェクトワールド」に ブッチはそうなることでたどり着いたのかもしれないね。

クリント・イースト・ウッド が監督と警察署長の役で出ています。

彼らしい作品だと思いました。

「父親たちの星条旗」 も 「硫黄島からの手紙」 もまだ観てなーい!

今年中には絶対に観よっと。