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ダーリンから師走に回ってきたんだけど

時間がなくて やっと読み終わりました。

三浦しをん  『まほろ駅前多田便利軒』。

2006年に直木賞を取った作品。

『風が強く吹いている』 で 

すっかり三浦ファンになったダーリンが

お小遣いで買いました。(笑)


ちょっと話が逸れますが

『風が強く・・・』 で 駅伝への思いがますます強くなったので

今年の箱根駅伝は特に食い入るように見てました。

タスキをつなげる、ということの重責を

改めて強く感じた今年の駅伝。

いつも復路は実家に向かってる途中なので見れないのですが

年末に買い換えた携帯のおかげで

今年は電車の中で駒大のゴールまでしっかり見れた。

ワンセグってすごいね。


っとっとっと・・・

話を元に戻します。


この 「まほろ駅前多田便利軒」 は

便利屋さんのお話。

舞台になってる 「まほろ市」 というのは

架空の都市なんだけど他の人の本にも登場してるらしいですね。

噂では 東京の町田がモデルとか・・??


ダーリンは駅伝の方が良かったと言ってましたが

私はこれもすごく良かった。

二人の男性がどちらも素敵。

きれいごとじゃなくて 正直な描き方が

哀愁いっぱいだった。

皆色々抱えながら生きているんだね。

「友情」 なんて言葉は不似合いだけど

飾らない二人の関係を遠くから見ていたら

私もちょっと男になりたくなった。(変か)

もっともっとこの人の作品、読みたいな。